区民プールのマドンナ
ひさびさに近くの区民プールへ。
駅前にスポーツセンターはあるのだが、月に1万円ほど払わなくてはならず、二の足を踏んでいたのだ。
それにくらべ、さすが公共施設。
1時間で200円なんてとってもリーズナブル。
区民プールなんて小学生のとき以来である。
ということで気合いの入った競泳用の水着着替え、さっそく足を踏み入れたが、入った瞬間に自分に複数の視線が注がれたのに気付いた。
プールでせっせと競歩に精を出す、年金生活者のおじいちゃんたちである。
彼らは泳がない。
上半身をプールから出して歩くので、辺りの風景をゆっくり眺めながら歩く。
平均年齢60才というところに、突然適当に若いおネエちゃんがやって来たので、喜んでこちらを見ているというわけだった。
容赦なく自分の身体に注がれる視線。
どうも不気味なので、そそくさとプールに入り、若者パワーを見せつけようと、2キロばかり気合いを入れて泳いでみた。
いや、なんだか複雑な気分だよ。
いいことをしたのか、悪いことをしたのかわからないままプールを出たが、世の市民プールではどこでもこんなことが行われているのか?!
ああいう環境では、私のみたいな存在も世のためになっているのかもしれないと思うと「ま、いいか」と思うのだが、、。
夜逃げ携帯電話の帰還
携帯ありました、それも自宅に。
山と積まれた洋服の奥に、なぜかちょこんと隠れていました。
どうしてあの場所で見つかったのか、全く理解できない。。。
夜中に妖精が黙って運んだんじゃないだろうか。
携帯がない
昨日電車の中で迷子になったか、または家のどこかに隠れているらしい。
たしかに扱いが少々乱暴だったかもしれないが、逃げ出すなんてひどいや。
携帯ちゃんとしては「あたし、もう堪忍袋の緒が切れました!実家に帰らせて頂きます!」ということかしら。
「おおい、悪かったよ、戻ってこ〜い」と思いつく限りのところを探し続け、まるで妻に逃げ出された夫の気分である。
1日携帯なしで生活したが、うーん、やはり家に妻がいないように(?)どうにも気分が落ち着かない。
1日携帯の事を考えて過ごしていた気がするよ。
もともと私は携帯が余り好きでなく、なるべくマナーモードにして即電話に出るということをしないのだが、しかしいざ手元にないとなると、こんなに困るとは、、、。
やはり女房と畳と携帯は古いものに限るようだ。
究極の選択
「ワールドカップ決勝進出おめでとう!チリっていいチームだね」とチリ人の男友達にメールを送ったら「うちのチームで一番好みの選手なのは誰か答えろ」という返答が来た。
彼曰く「口ではチリっていいチームだとか言っているけど、本音はスペインを見て『きゃあああ』とか言ってる合間に、ちょいとお愛想にこっちにメールを送ってきたんじゃないか」という。
まあね、、、いや、、、けっこうその憶測は当たって、、、る、、、んだけど。
彼とは一年ほど同じ家をシェアして住んでいたことがあるので、その当たりのカンは鋭く、本音を見透かされたようだ。
確かに、「チリって実はいいチームだよね」とか言ったのは、カシージャスを見て「きゃあ、かっこいい」と騒いでいる合間だった覚えが。。。
が、さすがに素直に認めるのもいやなので「誰にするか心が決まったらメールするから。是非デートのセッティングをしてね♥」と返事しておいた。
さて、誰と答えたらいいのか。
個人的に一番ポイントが高いのはビエルサ監督だが、あいつはチリ人じゃないと言われるのは目に見えている。
サンチェスもボセジュールもいい選手で大好きだが、一番好みかと言われると疑問が。
うーん、ビダル?
7才も年下を指名してしまうなんて(そーいう話しじゃないし)、私がロリコンだと友人に勘違いされるのもしゃくだしなあ。
いや、これは返答に困るわ。
「全員いいと思う」と、実に生温い返事を送ったが、「それみろ、言った通りじゃないか。結局女は顔しか見てないんだよな」と反撃されるのは確実。。。